アートセラピスト☆見習い日記

老健での仕事をしながら、アートセラピーの勉強をしています。アートセラピーに関する学びシェアしていきたいと思います^_^よろしくお願いします!

子供の絵

だいぶ間が空いてしまいました;;

 

おはようございます!^_^

 

先週の日曜日が、年内最後のスクールでした。

 

先週は、子供の絵を中心に見ていく講義でした。

 

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(画像はお借りしました)

 

改めて、子供って本当に豊かな表現をするんだなぁ〜と実感(o^^o)

 

そして、全てを見ているし、わかっているんだなぁ〜と。

 

虐待、いじめ、精神疾患

心に傷を負った子供たちは、痛いくらいにその心情を絵に表現しているんです。

 

お母さんとの関係が悪化し、家での居場所がなくなった子は、自分自身を小さく描いたり、不安定な家の中に、ひとりぼっちの自分をポツンと描いたりする。

 

怒りを爆発させるかのように、強い線でギザギザに描く子や、

 

病気で余命がある親との、別れの絵…

 

不安の強い子は、淡いブルーの背景に、ポツンとモチーフを描いたりする。

 

見ていて胸が痛くなります。

 

その一方で、絵を通してちゃんとサインを発している。自分の内面を、素直に、純粋に、しっかりと表現している。

その姿に感動を覚えた一面もありました。

 

でも、本当に心の傷が深くなってくると、絵を描くことすらできなくなってしまうそうです。

そんな時は、無理に描かせなくていいとのこと。

 

 

先生がおっしゃっていました。

「子供たちが自由に描くものに付き合う」

と。

 

まだその言葉を咀嚼している段階ですが…

 

子供の自由な表現を奪ってはいけないな、と、子供たちの絵を見ながら痛感しました。

 

心の傷を負った子たちの表現を、ありのままに受け止める度量が、私にはあるのかな?

と、不安な気持ちも起きましたが、

 

子供たちの表現を受け入れ、寄り添い、時に感動し、学びながら、自分も成長して、また受け入れ、寄り添う…

そんな柔軟性を持ったセラピストになりたいなと感じました^_^

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

↑実際にスクールで使っているオイルパステル(クレヨン)です。

色の豊富さと、綺麗な発色にテンションが上がります(*^ω^*)

 

 

下は、スクールの教科書として使っている本です。とても読みやすい文章で、絵に表れる精神世界が生き生きと描かれています^_^