夢って面白い♬ 〜夢分析②「異動と、夫の死」前編〜
こんにちは☆
ご訪問ありがとうございます^_^
今回は、前回のつづきで、
「異動と、夫の死」の夢について、詳しく分析してみたいと思います♬
まずは、夢の内容から、象徴的なものや人、行動などをピックアップしていきます!
【異動と夫の死】
職場が異動になる。異動してすぐ後輩の男の子が1人辞めてしまい、残ったスタッフは、私と後輩のAさん、Bさん、Cくん。
あるとき、トイレ(2階)に入ると、全面ガラス張りで、他のスタッフに見られて恥ずかしい思いをした。1階は温泉になっており、Bさんと一緒に入った。
夫のお母さんから電話がきて、夫が亡くなったと連絡があった。ショックを受け、途方に暮れ、空虚な気持ちで、アパートが並んだ住宅地をさまよう。
そこで3歳くらいの男の子と出会う。男の子はBさんが預かっている子らしい。やがて、大柄で温和な、男の子の父親らしき男性がやってきて、Bさん、男の子、男性の3人で楽しそうに遊んでいた。
前回の記事でも書きましたが、
誰かの死=大きな変化
を表します。
それ以外にも、異動や後輩が辞めるなど、「変化」がこの夢のテーマなのだろうな…ということが想像できると思います。
最初の場面は職場なので、仕事に関することも含んでいるのでしょうか?
トイレ=問題を排泄する場所
なので、自分の中の問題を手放そうとしています。
ガラス張りの壁を窓と捉えると、
窓=光を取り入れる場所→意識、希望、可能性
をさすらしく、また2階の窓なので視野を広げたい思いもありそうですが、
他のスタッフに見られて恥ずかしいということから、おそらく人目、とくに割と身近な他者の目が気になるのかもしれないです。
また、そのまま「壁」ととらえるならば、自我の強さを意味する壁がガラス張りなのは、あまりに自我が脆く、また自分と他人の境界線が曖昧(つまり依存したり同一化したりしやすい)なことを表しているのかもしれません。
ここまでの分析から、仕事に関して何かを手放し、その先に新たな可能性や視野を広げたいを気持ちと、
人目を気にして躊躇してしまうほどの自我の弱さや他者依存性が見えてきました。
次に1階の温泉ですが、
温泉=風呂場と捉えると、
風呂場=浄化、変化の過程
また、水(=無意識)に浸かるという意味で、
無意識に浸って休息をとりつつ、新しい着想や内的な変化を待つ場所
という意味もあるそうです。
また、温泉は火山から生まれるものであり、
火山=無意識的な力の爆発、豊かな生命力や実り、死と再生
を表しているとのこと。
ここまで分析したことにリンクしている気がします。
自我の弱さや、他者に依存的になってしまうところについて、
「自分の内面に立ち返って内省し、自分が今後何をしたくて、どうありたいのかを見つけなさい」
というメッセージとも取れるかもしれません。
ここでBさんが登場します。
Bさんは夢の中で、明るいムードメーカーで気配りもでき、職場の中で重宝され信頼されている存在でした。
そんなBさんと一緒に温泉に入るとはどういうことなのでしょうか?
夢分析では、夢の中の登場人物を、
自分の無意識から出てきたもの→元々自分の中にあるもの→自分の分身
と捉えます。
Bさんも自分の分身であるとすれば、
自分の中に、たとえば
「他の人と楽しく話したい」「気配りができ、仕事がうまくこなせるようになりたい」「みんなに愛され、信頼されたい」
といった気持ちがあるということが考えられます。
そして、2人で温泉(=水=無意識)に浸かるということは、無意識の中で2人が対峙するということになります。
自分の内面と向き合う中で、上のような自分と向き合い、Bさんの性質を自分の中に取り込む必要があるというメッセージなのかもしれません。
ガラス張りのトイレやBさんの件から、職場での対人関係ということが焦点なのでしょう。
おそらく、手放さなければいけないのは、人目を気にしたり、他者依存や同一化してしまう自分自身の弱さ。
自分はどうしたいのか、どうありたいのかということを今一度見直し、しっかり自分の軸を持った上で、人とちょうどいい距離感で付き合い、自分らしさを出していくことが大切
ということを教えてくれているのではないかと感じました(^-^)
長くなってしまったので、後半の場面は、また次回書きたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございます!^_^
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